こんにちは、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
前回に引き続き私の健康状態の移り変わりについて記します。
高校卒業後に鍼灸専門の4年制大学に進学しました。
京都の山奥にある大学で、街にコンビニが一軒もなく、唯一食材が購入できるスーパーが19時で閉まるような環境でした。
親里を離れて一人暮らしを行うということは栄養面にも偏りが出ますし、
何より友人と不摂生をしますので、
若さでもって乗り越えられるものの、
体はもちろん日々ダメージが蓄積されて行く状態でした。
そんな生活をしているともちろん元々あった痛みも良くなるわけもなく、
それこそ日によっては激痛のために日常生活もつらいことがよくありました。
大学に入学してまもない1年生の頃に、
当時の4年生の先輩に治療をしてもらえました。
もちろん学生と言うこともあり、思ったような成果は出ませんでした。
1年生から見たら4年生は完全に学んでいて、いわば
「鍼灸の治療を知り尽くしている存在だろう」
と言う勝手な印象がありましたので、
「4年生にも治せないのだからこれは本当に体がよっぽど悪いのだろう」
と思っていました。
同時に、
「自分のこの症状が治せたら本当にすごいことなので、まずは自分を治せるくらいの鍼灸師になろう」
と決意した瞬間でもありました。
とはいえ、知識も技術ももちろんないので自分に治療をする事は出来ず、
しかも学生時代ずっと不摂生を続けていたため、
大学の4年間は常に不調を抱えている状態でした。