
こんにちは、杉並区浜田山のビファイン鍼灸ラボ浜田山、院長の南波です。
前回は、 大学入学から鍼灸師の免許を取り、卒業するまでの経緯を 書きました。
今回は、大学卒業後、臨床現場に出てからの事を書きたいと思います!
大学を卒業後、実家の東京都杉並区の浜田山に戻ってきました。
卒業した年の3月30日より鍼灸整骨院に就職しました。
東京、千葉を中心に分院を数多く展開している鍼灸整骨院グループでした。
同時に、夜間の専門学校に通い、柔道整復師(接骨院・整骨院を開業出来る先生が取得する国家資格)を目指しました。
朝から夕方まで仕事で臨床、夕方から夜遅くまで専門学校で勉強と実習の日々が続きました。
大学時代には大学附属の鍼灸院で実習がありましたが、実際に施術に入るのは初めてでした。
毎日が不安の連続で、日々勉強不足を実感していました。
大学時代にもっと勉強するべきだった…と何度も思いました。
夜遅くまで、寝る間を惜しんで教科書や医学書を読みあさっていました。
不安が多い中にも、大変恵まれた環境でもありました。
就職した会社には、同じ大学を卒業した先輩が多くいました。
同じ大学出身という事で、大変お世話になりました。
卒業したての私を良く食事に誘ってくださり、本当に多くの大切なことを教えてくれました。
その時のご厚意のお蔭で、辛い新人時代を乗り切れたと思います。
また、今の治療家や社会人としての在り方を構築出来たと考えています。
仕事に慣れてくると、効率よく学べるようになりました。
多くの先生と学び、お互いに体を貸し合って練習をしました。
本当に、時間があれば練習していたのを覚えています。
努力の甲斐があり、専門学校卒業後すぐに分院長に就任する事が出来ました。
一スタッフの立場と分院長とでは、全く日々の重みが違いました。
何から何まで自分の判断で物事が動き、重い症状の患者さんも真っ先に診られるようになりました。
スタッフにも助けられ、 とても充実した日々を送れました。
毎日が充実していましたが、日に日に「もっと成長したい」という気持ちが強くなっていきました。
「鍼灸の可能性を追求したい。」「もっと知識と技術を磨いて貢献できる自分になりたい。」
その思いから職場を変える事を決意しました。
以上、大学卒業後から専門学校入学及び初めての職場について書きました。
次回は、職場を変えてからの話を書きたいと思います。
院長 南波