
こんにちは、杉並区浜田山のビファイン鍼灸ラボ浜田山、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
開院時の写真(3年前)
本日5月23日で開院3周年を迎えました。
これもひとえにご来院して頂ける患者様、いつも支えてくださる皆様のお陰だと感謝しております。
いわゆる一般的な(西洋医学的な)説明だけではなく、
東洋医学に基づいた健康観をお伝えしているために中々取っ付きにくい部分が多いにもかかわらず、
ご支持頂きまして本当にありがとうございます。
開業当初から当院の理念としては一貫して、
「お身体の不調を起こす根本原因を解消する」
としています。
この理念の下、3年間で様々な試みを行ってきました。
施術の説明や予約の取り方やセルフケアの方法等々。
また、東洋医学の健康観をブログでの発信、健康教室開催、
ステップレターやメルマガ作成を通してお伝えしています。
医療業界の最新の情報を得るために各種学会やセミナーに参加して参り、
最近では南波が不在する事が多く、ご理解を賜り感謝しております。
最近は痛みの研究が進んできて、「慢性痛」が問題となっております。
慢性痛とは、
「痛みを起こす原因がなくなっているにもかかわらず痛みが発生している状態」
と定義されていて、多くの患者さんも医療者も困っています。
この慢性痛の改善しづらい要因の一つに「破局的思考」と言って、
感情や思考が大きく影響している事が分かっています。
日本における痛みの治療は欧米に比べて遅れていて、
病院では痛み止めや注射、場合によっては向精神薬や手術となっています。
鍼灸院や接骨院では痛い所に鍼を打ったりマッサージをするのが主です。
実は痛みが起きている場所に対してだけアプローチしても変わらない事が多く、
痛み治療の先進国である欧米では、慢性的な痛みに関しては
・痛みに関する学習 ・カウンセリング ・思考の変容 ・認知行動療法
を重要視しています。
病院に行っても中々原因が見当たらない、改善しない方が多いため、
当院でも身体に対する施術はもちろんのこと、
今後は痛みに関する認識強化のための教材作成や感情・思考にアプローチする施術メニューを充実させる次第です。
また、日々身体に対する悪影響は受けるため、良い影響を日々与えるべく「セルフケアメニュー」の充実化も図ります。
「あれ?以前と院のスタイルが変わってきたなぁ?」と思われるかもしれませんが、
医療は日進月歩、院としても年々変化していく必要があると思っています。
まだまだ開院3年の発展段階な鍼灸院にもかかわらず、
いつも多くの患者様に来院して頂き、
様々な方々にご支援を頂きまして、
心より感謝申し上げます。
この3年間と同じく、試行錯誤しながら4年目以降も進んでいきたいと思います。
特にここ一年間は色々と行動してきましたので、
「色々な試みをしますね」
とのお言葉を頂く事が多かったです。
より良い施術を皆様に提供出来るように、日々邁進する所存です。
今後ともよろしくお願い致します。
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