こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院整骨院です。
前回は「木こりと斧」のお話を通して、身体のメンテナンスの大切さについてお伝えしました。
今回は、もう少し違った視点から「休むこと」について考えてみたいと思います。
休む工場と休まない工場。長く働き続けられるのはどちら?
あるところに、同じ製品を作っている2つの工場がありました。
A工場の工場長は、稼働率を何よりも大切にしていました。
「納期があるんだ!機械を止めずに、どんどん生産しよう!」
従業員たちは毎日、一生懸命に働きました。
しかし、次第に機械から異音が聞こえるようになり、従業員にも疲れが見え始めました。
「工場長、機械も人も限界が近づいています。一度、生産を止めてメンテナンスをしませんか?」
しかし工場長は答えます。
「そんな時間はない!納期に間に合わせることが先だ!」
そして、ついに機械が故障してしまいました。
修理には時間がかかり、その間は製品を作ることができません。
結果として、予定していた納期にも間に合わなくなってしまいました。
一方、B工場の工場長も、生産性を大切にしていました。
ただし、少し考え方が違いました。
「これからも長く、安定して生産を続けるにはどうすればいいだろう?」
そこで、定期的に生産ラインを止めて、機械の点検や従業員の休息の時間を確保しました。
ある日、従業員が尋ねました。
「工場長、機械が動いているのに、どうしてわざわざ止めるんですか?」
工場長は答えました。
「生産している時には、生産の仕事がある。でも、生産を止めている時にも、メンテナンスという大切な仕事があるんだよ」
そして続けました。
「生産を止めているからといって、工場が何もしていないわけじゃないんだ。」
B工場では、生産する時間とメンテナンスする時間を、それぞれ大切にしていました。
その結果、機械の故障による突然の停止を減らし、長く安定した生産を続けられるようになりました。
さて、私たちの身体はどうでしょう?
仕事、家事、育児、趣味。
私たちも、毎日さまざまな活動をしています。
そして、つい自分自身にこんな指示を出していないでしょうか?
「まだ頑張れる!」
「休んでいる場合じゃない!」
「もっと動かなきゃ!」
でも、少し考えてみてください。
あなたは、自分の身体という工場の、A工場長になっていませんか?
私たちの身体も、活動している時だけでなく、休んでいる時にも、組織の修復や疲労からの回復など、さまざまな働きを続けています。
活動する時間には、活動するための仕事。
休む時間には、回復を支える仕事。
どちらも、これからの生活を支える大切な働きです。
身体を休ませることは、何もしていないことではありません。
今の自分に必要な仕事を、身体にしてもらっている時間なのです。
頑張ることも、休むことも、どちらも大切。
今の身体に必要なのは、どちらでしょうか?
なんば鍼灸院整骨院では、痛みや不調が強い時だけでなく、日々の身体のメンテナンスも大切にしています。
これからも元気に仕事や趣味を楽しむために、そろそろ身体を見直してみようかなと思った方は、いつでもお気軽にご相談ください。



