こんにちは、浜田山のなんば鍼灸院の南波です。
鍼灸施術をしていると、
同じような症状、同じような生活背景でも、
・みるみる良くなっていく人
・なかなか変化が起きない人
が、はっきり分かれていきます。
技術の問題でも、相性の問題でもありません。
その違いは、とてもシンプルです。
「良くなった先に、どう在りたいか」があるかどうか。
目標が、細胞の質を変えていく
たとえば、
年齢・性別・生活スタイルがほぼ同じ二人がいるとします。
一人は
「いつか富士山の山頂に立つ」という目標を持っている。
もう一人は
「毎日を大きな問題なく過ごせればいい」と思っている。
仮に、
同じ食事をして、同じような仕事をして、
同じように年を重ねていったとしても、
10年後、20年後、
この二人がまったく違う身体・エネルギー感になることは、
多くの方が自然とイメージできると思います。
目標がある人の身体は、
「その未来を生きる前提」で細胞が入れ替わっていきます。
一方で、
現状維持が目的になっている人の身体は、
変化に適応する必要がありません。
目標は、思考だけでなく、細胞の質そのものを変えていく。
これは東洋医学的にも、とても自然な考え方です。
南波自身の目標の変化
これは、私自身の話です。
ある時期まで、
私の仕事上の目標はこうでした。
「朝一番の患者さんと、夜最後の患者さんで、
パフォーマンスを落とさずに一定に保つこと。」
この目標を立ててから、
仕事で疲れを感じることはほとんどなくなりました。
でも、ある時ふと、
「この目標、もう低いな」と感じたんです。
そこで目標を変えました。
「一日を通して多くの患者さんを診させてもらい、
成長している自分なんだから、
朝よりも、夜の方がパフォーマンスが上がっている状態でいる。」
目標をそう再設定した途端、
心も体も、さらに一段ギアが上がりました。
疲れにくい、というレベルではなく、
エネルギーそのものが増していく感覚です。
良くなる人と、良くならない人
鍼灸施術を受けて良くなっていく人は、
・良くなった先に、何をしたいか
・どういう自分で在りたいか
を、どこかでちゃんと持っています。
一方で、
「悪いままでいる方が、行動しなくて済む」
「変わらない理由を持っていた方が楽」
無意識にそう感じている場合、
身体は変化を拒みます。
これは意思の強さや性格の問題ではなく、
その人にとって“今の状態”が都合がいいだけです。
当院が大切にしていること
当院では、
ただ言われるがままに鍼灸を受ける、という関わり方はしていません。
「どうなりたいか」
その目標を共有した上で、
そこに向かうためのサポートを全力で行います。
目標が定まれば、
身体は自然とそちらに向かって動き始めます。
鍼灸は、その流れを加速させるための手段です。
治すことがゴールではなく、
どう生きたいかに向かうプロセスの一部。
そんな関わり方に共感される方と、
これからも丁寧に向き合っていきたいと思っています。



