こんにちは、浜田山のなんば鍼灸院の南波です。
――マッサージで改善しない人に知ってほしい身体の見方――
ランニングや日常生活の中で、
アキレス腱の痛みがなかなか取れず、
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マッサージを受けるとその時は楽になる
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ストレッチもしている
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でも走るとまた痛む
そんな状態を繰り返していませんか?
当院にも
「もう何ヶ月も、何年もアキレス腱が気になる」
「マッサージでは一時的で、根本的に変わらない」
というご相談は少なくありません。
まず最初にお伝えしたいのは、
それはあなたの身体が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
アキレス腱が慢性化しやすい理由
アキレス腱炎というと、
どうしても
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ふくらはぎが硬い
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アキレス腱が炎症を起こしている
といった 「局所の問題」 として捉えられがちです。
そのため、
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ふくらはぎをほぐす
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電気を当てる
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ストレッチをする
といった対処が中心になります。
これらは 急性期や一時的な緊張 に対しては、決して間違いではありません。
ただ、慢性化している場合、
それだけでは足りないことが多いのです。
アキレス腱は「原因」ではなく「結果」
慢性的なアキレス腱炎を見ていくと、
実際には次のような状態が重なっていることがよくあります。
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足首だけでなく、股関節の動きが悪い
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骨盤や体幹がうまく使えていない
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姿勢や走り方のクセによって、
アキレス腱に負担が集中している -
身体全体の回復力が落ちている
この場合、
アキレス腱そのものは 「被害を受けている場所」 であって、
本当の原因は別のところにある ことがほとんどです。
つまり、
アキレス腱は「悪者」なのではなく、
身体の状態を教えてくれている「サイン」
なのです。
なぜマッサージでは「その場しのぎ」になりやすいのか
マッサージは
硬くなった筋肉を緩めるという点では、とても有効です。
ただし、
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なぜそこが硬くなったのか
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なぜアキレス腱に負担が集中しているのか
という 背景の部分 まで変えないと、
身体は元の使い方に戻り、症状も繰り返します。
その結果、
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ほぐす → 楽になる
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動く → また痛む
というサイクルから抜け出せなくなります。
鍼灸で何をしているのか
当院で慢性のアキレス腱炎を見る際、
「痛いところだけに鍼をする」ことは、ほとんどありません。
重視しているのは、
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身体全体の緊張バランス
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血流や神経の反応性
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回復しにくくなっている状態そのもの
です。
鍼灸は、
筋肉だけでなく、神経や循環系を含めて
身体の反応を内側から変えていく手段 です。
「治す」というよりも、
身体が本来持っている回復力が働きやすい状態に戻す
というイメージに近いかもしれません。
初回に説明を大切にしている理由
慢性症状の場合、
どんな考え方で、どこをゴールにするのかを共有せずに施術をしても、
納得感は生まれません。
当院では初回に、
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なぜ今の状態になっているのか
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何を変えていく必要があるのか
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どんなペースで身体が変わっていきそうか
をできるだけ分かりやすくお伝えするようにしています。
納得できていない状態では、身体も変わりにくい
と考えているからです。
こういう方には向いています
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マッサージの一時しのぎから卒業したい
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痛みの理由をちゃんと理解したい
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時間がかかっても、再発しにくい身体を目指したい
逆に、
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とにかく今すぐ痛みだけ取りたい
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説明は不要で、強くほぐしてほしい
という方には、合わないかもしれません。
最後に
慢性のアキレス腱炎には、
必ず 理由 があります。
見方が変わると、
アプローチも、結果も変わっていきます。
もし
「その場しのぎではなく、身体をきちんと見直したい」
と感じているようでしたら、
一度ご相談ください。



