「じゃあ、私はどうしたらいいんですか?」
ここまでの話を読むと、
多くの方がそう感じると思います。
実際、初診のカウンセリングでも、
ほぼ必ず聞かれる言葉です。
何かを変えようとしてしまう気持ち
今のままではいけない気がする。
何かを変えなきゃいけない気がする。
だから、
「特別な治療があるのではないか」
「魔法のように一気に良くなる方法があるのではないか」
と、つい期待してしまう。
その気持ちは、とても自然だと思います。
東洋医学は「無理に変える」医学ではありません
でも、ここで一度立ち止まって考えてみてください。
東洋医学は、
何かを無理やり変える医学ではありません。
自然に生きている力を、
自然に働かせるための医学です。
身体には本来、
治ろうとする力
整おうとする力
回復しようとする力
が、最初から備わっています。
ただ多くの場合、
それが「足りない」のではなく、
感じられなくなっているだけなのです。
感覚を麻痺させて、頑張ってきた身体
頑張りすぎてきた。
疲れていることに気づかないふりをしてきた。
本当はしんどかったのに、
感覚を麻痺させて前に進んできた。
その選択自体は、
これまで何度もお伝えしてきた通り、
その時その時で最善でした。
でも今、症状が出ているとしたら、
身体はこう伝えているのだと思います。
「もう一度、感覚を取り戻していいですよ」
症状を消すことが目的ではありません
東洋医学的に大切なのは、
症状を消すことではありません。
症状を「黙らせる」ために鍼灸を使うのは、
実はとても不自然です。
なぜなら症状は、
今の身体にとって必要があって出ているから。
まずやるべきことは、
何かを足すことでも、
無理に変えることでもなく、
自分の感覚を取り戻すこと。
感覚が戻ると、身体は勝手に治り始めます
「本当は疲れていたんだな」
「頑張りすぎていたんだな」
「これ以上は無理だったんだな」
そう気づけるようになると、
身体は自然と回復の方向へ動き始めます。
不思議なことに、
感覚が戻ってくると、眠れるようになります。
眠れるようになると、
身体は勝手に修復を始めます。
寝て、治せる身体に戻っていく。
これが、
東洋医学が考える「自然な回復」です。
当院がしていること
当院で行っているのは、
特別な魔法の治療ではありません。
あなたの身体が、
本来持っている力を思い出すためのサポートです。
「じゃあ、私はどうしたらいい?」
その答えは、とてもシンプルです。
もう一度、自分の感覚を信じること。
そして、
その感覚を取り戻す時間を、
自分に許してあげること。
それだけで、
身体はちゃんと応えてくれます。



