こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
食欲の秋をテーマに、食事に関してお伝えしています。
自分の消化力の範囲内で食事をすれば不調にはならない、という事で前回は食べる時間帯についてお伝えしました。
ただ、分かっていても食べる時間帯は中々コントロール出来ないものです。
仕事から帰ったら遅いし、かといって食事を抜くのは辛いし・・・という方が多いのではないでしょうか。
時間帯を変えられないならば、他の要素で消化の負担を減らしましょう!
ということで今回は「かむ回数」についてお伝え致します。
皆様、良く噛んでいますか?
まずは、数えてみると良いですよ、意外とすぐに飲み込んでいるものです。
現代人は、1回の食事で600回ほど噛んでいると言われています。
これは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
戦前は1回の食事で1400回噛んでいたそうです。
弥生時代には1回当たり4000回噛んでいたと言われています。
噛むことのメリットは何でしょうか?
逆に、噛まない事によるデメリットは何でしょうか?
健康という面からお伝えします。
噛む事によるメリットは、たくさんあります。
近年噛む事による身体の変化は良く研究されるようになり、その有効性はネットでも調べれば数多く出てきます。
大まかに上げますと、
・満腹中枢が刺激されるので、適量で食事にストップがかけられる。
・顎の筋肉が鍛えられるので、代謝量が上がる
・脳へ良い刺激が送られるので、頭がすっきりする、ストレス解消効果がある
・唾液がたくさん出るようになるので、消化しやすくなる、虫歯の予防になる
・食べ物が砕かれるので、胃の負担が少なくなる
大切な効果を上げても軽くこの位はあります。
それぞれの効果がお互いの効果を高め合ったりもします。
もっと詳しく知りたい方は是非ネットで調べて頂きたいと思います。
デメリットは、メリットの逆になります。
身体に対してせっかくの良い影響があるので、せっかくだから少しの手間をかけて良く噛んで頂きたいと思います。
見返りはとても大きいですよ。
目標は、1口50噛み!
30噛みと言われることが多いですが、30噛みでは意外と少ないケースが多いです。
「そんなに噛んでる時間はない!」という方は、是非食事量を落としてでも噛む回数を多くしてみてください。
量を少なくして、噛む回数を多くする
→結果的に食事の時間は変わりませんが、身体への負担はとても少なくなります。
そして、食事の量は少なくてもしっかりと消化吸収できますよ!
次回は、食べる時の姿勢についてお伝え致します。