こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
今回は食事の回数と食事量についての質疑応答です。
Q: 例えば食事の回数も一食や二食にするとして、その際の1回の量は1日で三食分にするために一食当たりの量を増やした方がいいのかどうなのか?
三食にして1回当たりの量を少なくする方が良いのか、1回の量を多くして一食にする方が良いのか?
A: 1日当たりの食事の回数を減らしたからといって一食当たりの量を増やす必要はないです。
恐らく1日当たりの栄養素として考えたことだとは思いますが、栄養素は摂れば摂るほど身体の中に栄養として吸収されるわけではありません。
1回当たりの量が多くなれば必然的に吸収されなかったものが排出されるもしくは余分な老廃物として体に蓄積されるようになります。
エネルギー・カロリーにしても、前回のブログでも書いたように肉体労働やスポーツを日々している人でなければそこまでカロリーは気にする必要はないと思われます。
それ以上に、
一食当たりの食事量が適量であればその中の栄養素をしっかりと消化吸収できるため、
栄養素をたくさん摂り過ぎるよりも結果的に栄養となる総量は多くなると考えます。
そういう意味ではやはり1回当たりの量は腹八分目、腹7部目と言うのが1日一食にしても二食にしても適量と考えます。
また、三食にして1回当たりの量を少なくする方が良いのか、1回の量を多くして一食にする方が良いのかについてですが・・・、
基本的に消化の機能は休ませた方が良い仕事をするようになります。運動や仕事と一緒で。
そういう意味では一食や二食の方がいいです。
ただし、消化力が弱い人は一食当たりの量が多くなると消化しきれません。
それでいて栄養素やカロリーが少ないと、食後に時間が経った時にめまいやふらつき、頭が働かないなどの低血糖によって起こる症状が出現します。
このような場合は、食事量が多い足りていないということなので1回当たりの量を少なくして小分けにして三食食べた方がいいです。
そうでなければ食事の回数は少なくした方がいいです。それによって頭が働いたり調子がよくなるようでしたら。
前回のブログの繰り返しにはなりますが、これは肉体労働やスポーツを日々する人、また子供など三食以上そしてカロリーを一定以上取る必要がある人以外の場合を指しています。