こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
強い解毒についてシリーズでお伝えしております。
今回は炎症についてお伝え致します。
「炎症」という言葉は聴き馴染みのある言葉だと思います。
「〇〇炎」と言われるものは大体炎症を表します。
例えば、
膀胱炎
結膜炎
過敏性大腸炎
皮膚炎
膝の炎症
副鼻腔炎
咽頭炎
気管支炎
肺炎
肝炎
等々挙げたらきりがありません。
ではこの「炎症」というものはどういうものでしょうか?
炎症の定義については以下の様に記載されています。
炎症(えんしょう、英: Inflammation)とは、生体の恒常性を構成する解剖生理学的反応の一つであり、恒常性を正常に維持する非特異的防御機構の一員である。炎症は組織損傷などの異常が生体に生じた際、当該組織と生体全体の相互応答により生じる。
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生体内に炎症を引き起こす組織異常には擦過傷などの外傷、打撲、病原体侵入、化学物質刺激、新陳代謝異常による組織細胞の異常変化、極端な温度環境、外耳道、肺などへの水の浸入(この場合当該部位の発熱により気化排出を行う)等がある。
(ウィキペディアより)
つまり、何かしら身体の中に有害なものが存在する際に、その物質を燃やしてなくす、そして傷ついた組織を回復させるといった反応です。
今回のブログでは、主に前者、
有害物質を燃やして無くす
事を中心にお伝えします。
体の中にゴミが溜まっていて、ゴミ清掃工場で温度を上げてゴミを燃やして処理するというような反応です。
炎症とは悪い反応のように思われますが、清掃工場の加熱だと考えると、一概に悪いものというイメージは持たれないのではないでしょうか。
なぜなら、
燃やさなければずっとゴミは蓄積・増加し続ける
ということになります。
つまり炎症自体が悪いのではなくて、
炎症して燃やさなければいけない物質がたまること自体が悪い
ということです。
これは、他の解毒の回でも繰り返し述べている事です。
身体の中で処理しきれないものが、何かしらの形で処理されるという反応が、いわゆる「症状」ということになります。
炎症とは誰にでも起こっているもので、場合によっては慢性的に常に起こり、そのことによって身体に害を及ぼしている場合もあります。
とても大切な項目ですので、今後一つ一つ炎症の例を挙げてお伝えしていきたいと思います。
今回は総論のみお伝えいたしました。