こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
本日は湿疹・蕁麻疹と解毒についてお伝えします。
以前のブログでも時々話に出てきたと思いますが、肌から出る解毒というのも大変有効なものです。
虫刺されや外からのアレルギー(例えば漆や毛虫など)なのでない限りはほとんどが体の中から起こる老廃物の代謝、つまり解毒によるものと考えられます。
今回のテーマ「解毒」でもずっとお伝えしていますが、身体の中に溜まった老廃物というのは何かしらの形で処理しなければなりません。
老廃物がたくさん溜まってしまって外に出す強い解毒をしなければならない、という場合でなければ特に症状として出ることはありませんが、ある一定以上溜まってしまうと、何かしらの形で症状として外に出ます。
東洋医学的にみると呼吸器やストレス抵抗が弱い方は特に皮膚に解毒として出やすいです。
喘息の子がアトピーと喘息を繰り返すということからも呼吸器との関連性は強いですし、気持ち面のストレスによってアトピーが強く出る方やストレスがかかると蕁麻疹が全身に出るような方もいらっしゃいます。
そして他の解毒方法でももちろんそうですが、特に皮膚から出る解毒の場合は「押さえ込む」ということがより行われるように感じます。
これまでの「強い解毒」のテーマでお伝えしてきましたが、体の中に老廃物が溜まることによって症状として出てきます。
老廃物はもちろん日々溜まるものではありますが、身体の老廃物代謝・処理機能がしっかりとしていれば強い解毒つまり外に症状として出す必要はありません。
ただし以前のブログにも書いた通り、溜まったものというのは何かしら症状として出す必要があります。
つまり、蕁麻疹・湿疹・アトピーなどの類も体の中に溜まっている老廃物を外に出すことによって起こる部分も多くあります。
その老廃物を押さえ込むということは体の中に再び老廃物が戻ってしまいますので、今度は違う形で再び出さなければいけません。
例えば、発熱することや下痢で出したり、炎症を起こすことで頭痛や関節痛として出ることもあります。
もしくは少し時間をおいた後に同じ皮膚に以前よりもより強い症状として出すこともあります。
皮膚というのは外から見えるところなので美容という観点からも、もちろん押さえ込みたくなるというのは良く理解できるところです。
女性の場合は特に言えることです。
なので、皮膚に出ないように、日々老廃物代謝機能を高めて
老廃物代謝力 > 老廃物が溜まるスピード
という状態を作れると良いですね。
上記状態を作る事が当院の強みとしている所です。
ご相談頂きましたら、お力になれますよ。
次回は、炎症についてお伝え致します。
炎症はお伝えしたい事がたくさんあります。