こんにちは、なんば鍼灸院・整骨院です。
鍼灸施術を受けたことがある方は、
「鍼灸の刺激はこんなものだよね」
と分かっていると思います。
しかし、まだ受けたことがない方は…、
ものすごくハードルが高いと思います!
・鍼は痛いんじゃないか・・・
・感染の心配はないのか・・・
・お灸は熱いんじゃないか・・・
・火傷の恐れがあるのでは・・・
などの不安があると思います。
今回は、鍼灸施術の安全性について書きたいと思います。
Q&A方式で進めます。
①鍼は痛くないですか?
無痛ではありませんが、ほとんど痛みは感じません(個人の感じ方に差があります)。
注射針とは太さが10倍以上も違いますし(鍼灸の鍼は、髪の毛ほどの細さ)、先端も丸みを帯びているので痛みにくくなっています。
痛みがご不安な方ももちろんいますが、一度受けて頂くと「いつ刺されたのか分からなかった」「心配して損した」と良く言われるぐらい痛みは少ないのでご安心下さい。
②鍼は安全ですか?
鍼施術は確かな知識と適切な管理の下で行えば、極めて安全な施術方法です。
当院では国産の滅菌処理された使い捨て鍼を使っているため、感染症などのリスクはありません。
また、鍼灸師の国家資格者として解剖学などの専門知識を有し、患者様の体質にあった刺激量で施術を行います。
神経や肺などのリスクの高い箇所に鍼を打つようなことは一切いたしませんのでご安心下さい。
③鍼に副作用はありませんか?
薬のような副作用はありません。ただし、一時的に内出血(皮下出血)や響き(得気)、好転反応(瞑眩反応)が起こることはあります。
■内出血(皮下出血)
鍼を刺したり抜いたりする際に、細い静脈の毛細血管に触れてしまった場合に起こるもので、通常は1-2週間で青あざも消えます。
■響き(得気)
鍼を刺した時に現れる、ズーンという鈍い感覚や重だるい感覚、電気が走るようなシビレる感覚です。症状によっては響きを起こし、効果を現れやすくします。
■好転反応(瞑眩反応)
1~2ヵ月継続的に施術を受けた場合、身体にたまった老廃物を外に出せるようになります。いわゆる解毒(デトックス)です。解毒の反応として、咳、鼻水、痰、発熱、湿疹・蕁麻疹、下痢、炎症による痛み等の症状が現れます。これらの症状は、身体の奥深くから良くなるために起こるものですので、心配ありません。
好転反応は、誰にでも起こるものではありません。起こりやすい方の特徴は、以下の通りです
・長年無理をしてきた
・疲れを感じずに無理が出来る
・長年身体の冷えを感じている
④鍼灸施術を受けてはいけない症状や受けられない人はいませんか?
鍼灸施術は赤ちゃんから妊婦さん、お年寄り、ペースメーカーをつけている方まで、どなたでも安心してご利用頂けます。
ただし、症状によっては各種医療機関を優先していただく場合もございます。
⑤お灸は熱くないですか?火傷したりしませんか?
当院のお灸は完全に燃やさずに、7割程度で消します。通常は熱過ぎたり火傷したりはしません。
患者様一人一人にあった適度な刺激を心がけています。心地良い温かさです。
ただし、体調の変化によって熱さを過敏に感じる場合もありますので、もし「熱い」と感じたときは、我慢せずにお伝え下さい。
以上、鍼灸施術の安全性について記しました。
何か不安がありましたら、事前に相談して頂きたいと思います。