こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
前回から睡眠と五感の休養についてお伝えしています。
始めに視覚と聴覚について記しました。
今回は味覚、嗅覚、触覚についてお伝え致します。
まずは味覚に関してです。
寝ている時に何かを口にしているという方は稀だと思います。
その点から、睡眠と味覚に関してはほとんど記す必要はありません。
1点だけ、寝ている時は完全休養をすることが理想であり、
長く味覚を刺激するもの、
例えばガムであったり、アメであったりは、
寝るときに口に入れないようにしましょう。
続いて嗅覚です。
悪臭に限らず良い匂いだとしても刺激ですので気にかけていただきたいと思います。
嗅覚も聴覚同様、寝る前にリラックスする意味でお気に入りの匂いを嗅ぐというのは睡眠の質を上げるために有効です。
しかし、どのような刺激でも行き過ぎた刺激は負担になります。
特に!室温が寒いときや風邪をひいている時などは、
嗅覚への刺激はより控えた方がいいです。
最後に、触覚についてです。
ここが最も重要なテーマです!!!!!
触覚とはいわゆる皮膚の感覚はつまり、
「触れられた」とか
「痛い」とか「痒い」、「熱い」、「冷たい」などを感じる神経のことです。
触覚も行き過ぎる刺激は体を休ませることができません。
一般的な寝方をしていれば、
そんなに刺激が与えられることはありません。
ただ一つ気をつけていただきたいことは、
夏に冷たいシートの上で寝ることや、
冬に熱が持続的に与えられるものに一晩中常に触れる(電気毛布、行火あんか等)ということです。
これらは皮膚の感覚を常に刺激するため、
一晩中続くということは脳の回復、体の回復に
悪影響を及ぼすことになります。
暑い夏や寒い冬の環境を改善するために良かれと思って行われる方も多いですが、
実はその事によって不調が起こる事はよ~くあります。
前回、今回で睡眠と五感を休めることの重要性についてお伝えいたしました。
良かれと思ってやっている事が、実は長期的に見て体を傷つける行為になる事はよくあります。
そういう意味で今回の内容は「原因不明の不調」と思われる方によく隠れている要因になります。
何か思い当たるものがありましたら、
一定期間止めて様子を見てみると良いですよ。