小さな掃除と、大きな大掃除

こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院整骨院です。

前回までのブログで、
身体の中に溜まった「ゴミ(負担)」は
掃除をして、燃やして、処理していく、
というお話をしてきました。

今日はその続きです。
実はこの「掃除」には、2つのやり方があります。


■ 毎日の“小さな掃除”

まずひとつ目は、症状を起こさずに行われている日々の掃除です。

  • 便や尿として出す
  • 汗をかく
  • 呼吸で二酸化炭素を出す
  • 月経で不要なものを出す
  • お風呂で血流を上げて巡らせる

これらはすべて、身体が毎日行っている“小さな掃除”です。

ゴミが少しずつ出せていれば、大きな問題にはなりません。
いわば、毎日きちんとゴミ出しができている状態。

この時は、痛みも熱も出ません。
静かに、淡々と、処理が進んでいるだけです。

これが本来の安定した状態です。


■ ゴミが溜まりすぎると起こる“大掃除”

ところが、
仕事や人間関係、睡眠不足、
無理な食事、薬の常用などが続くと、
ゴミの量が増えていきます。

小さな掃除では追いつかなくなる。
すると身体は、一気に片付けようとします。

  • 熱を出す
  • 痛みを出す
  • 腫れさせる
  • だるさを出す

これは、ゴミを燃やして処理している状態です。

燃やすから、熱い。
燃やすから、痛い。
燃やすから、だるい。

でも、目的はただ一つ。
「片付けること」です。


■ もうひとつの“大掃除”

ここが一番大切なポイントです。

治療が進み、感覚が戻り、小さな掃除が回り始めると、
身体に“余力”が生まれます。

すると身体はこう判断します。
「今なら、あれも片付けられる」

そして、昔出せなかったゴミを、あえて一気に燃やします。

  • 昔のような痛みが一時的に出る
  • 久しぶりに熱が出る
  • 湿疹が出る
  • 強い眠気が出る

これは悪化ではありません。

溜まりすぎて溢れたのではなく、
片付ける力が戻ってきたから起こる大掃除です。


■ 目指すのは「溜まらない身体」

最終的なゴールは、大掃除をしなくてもいい身体。

小さな掃除が日々回り、ゴミが溜まらない状態です。

溜まらないから、燃やす必要がない。
だから、痛みも熱も起きにくい。

これが本当の意味での「安定した健康」です。


症状は敵ではありません。

それは、身体が
「今なら処理できる」
と判断したサインです。

私たちが目指しているのは、症状を無理やり止めることではなく、
掃除が自然に回る身体を取り戻すこと。

身体はいつも、最善のタイミングで動いています。

その流れを一緒に整えていく。
それが、当院の治療の考え方です。

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