悪くなる時の例え、理科の実験編

こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院整骨院です。

今回は、当院で新規の患者さんのカウンセリング前にもお渡ししている資料をもとに、
「身体は、なぜある日突然悪くなったように感じるのか」についてお話しします。

身体の悪くなり方は、とても静かに進む

理科の実験で、こんなものを見たことはありませんか?

透明な液体が入ったビーカーに、
別の液体を一滴ずつ垂らしていく。

一滴、二滴、三滴……

見た目には、何も変わりません。
色も変わらないし、反応が起きているようにも見えない。

でも、ある濃度に達した瞬間、
最後の一滴をきっかけに、
一気に色が変わります。

まるで、
「突然変わった」ように見える。

身体も、まったく同じです

日々の生活の中で、

  • 疲れ
  • ストレス
  • 無理な姿勢
  • 我慢
  • 休めなかった時間

これらが一つひとつ積み重なっても
最初のうちは、目に見える変化はほとんど起きません。

「まだ大丈夫」
「前と変わらない」
「気のせいかな」

そう感じながら、身体は静かに耐え続けています。

そして、あるラインを越えた時に症状が出る

疲労がある一定のラインを越えると、
最後の一滴が入ったかのように、

・強い痛み
・しびれ
・めまい
・自律神経症状

などが、一気に表に出てきます。

すると多くの方が、

「急に悪くなった」
「原因が思い当たらない」

と感じます。

でも実際には、
原因がなかったわけではありません。

長い時間をかけて、
身体の中に“濃度”が溜まり続けていただけ。

だから、身体は責めるものではない

症状が出た身体は、
壊れたわけでも、裏切ったわけでもありません。

むしろ、

「これ以上は無理ですよ」
「今、立ち止まるタイミングですよ」

と、命を守るために
最後の一滴を教えてくれた存在です。

回復も、同じように“段階的”に起きていく

悪くなる時が一滴ずつだったように、
良くなる時も、一回一回の積み重ねです。

ただし、ここがとても大切なポイントですが、

一度下がった濃度は、すぐには戻りません。

だからこそ当院では、

  • なぜ今この症状が出ているのか
  • どこまで無理をしてきたのか
  • これからどうなっていきたいのか

を丁寧に共有した上で、
回復のプロセスを一緒に組み立てていきます。

「突然悪くなった」のではなく、「今が最善だった」

もし今、症状が出ているとしたら、

それは
身体が限界ギリギリまで頑張ってくれた証であり、
今だからこそ向き合えるタイミングでもあります。

当院では、
症状を消すことだけをゴールにせず、

身体の声を取り戻し、
適切に休み、適切に進める状態

を「結果」として大切にしています。

これまでの選択をしてきたあなたの身体は、
本当に尊い存在です。

そして今、
その身体と向き合おうとしているあなたも、同じように尊い。

そんな視点で、
これからも発信を続けていきます。

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