こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院整骨院です。
治療中によくいただく質問があります。
「鍼って、ズーンと響く方が効くんですか?」
テレビやインターネットで鍼の映像を見ると、
「ズーンと響く刺激が効いている証拠」といった説明を聞くこともありますよね。
結論から言うと、
必ずしもそうではありません。
実は、鍼の刺激も「温泉の温度」や「カレーの辛さ」とよく似ています。
■ 温泉の温度のようなもの
例えば温泉。
42℃くらいの熱いお湯が気持ちいい人もいれば、
39℃くらいのぬるめのお湯の方がリラックスできる人もいます。
どちらが正しいということはなく、
その人の身体に合う温度が、気持ちいい温度です。
■ カレーの辛さのようなもの
カレーも同じです。
辛いカレーが好きな人もいれば、
甘口のカレーが好きな人もいます。
辛い方が「効く」とか、甘口が「効かない」ということはありません。
その人が美味しく感じる辛さが、その人に合う辛さです。
■ 鍼の刺激も同じです
鍼の刺激もこれと同じです。
ズーンと響く刺激が心地よいと感じる方もいれば、
やさしい刺激の方がリラックスできる方もいます。
そしてもう一つ大切なのは、
その日の身体の状態でも感じ方は変わるということです。
疲れている日、緊張している日、リラックスしている日。
身体の状態によって、
「気持ちいい」と感じる刺激は変わります。
■ 当院の考え方
当院では、
「強い刺激が効く」という考え方ではなく、
その人の身体が受け入れやすい刺激
を大切にしています。
身体は不思議なもので、
無理な刺激よりも、
「なんだか心地いいな」
と感じる刺激の方が、
自然に力が抜けて回復しやすいことが多いからです。
■ まとめ
温泉の温度も、カレーの辛さも、
「その人に合うもの」が一番気持ちいいように、
鍼の刺激も
その人の身体や、その日の状態に合う刺激
が一番良い刺激です。
もし治療中に
- もう少し弱い方がいい
- このくらいが心地いい
などありましたら、遠慮なくおっしゃってください。
身体がリラックスして受けられる刺激こそ、
回復への一番の近道だと考えています。



