こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
今日は固い話になります。
ただ、経営者や役員の方、社会人の方には是非ご一読頂きたい内容です。
先日、「健康経営」をテーマとした講演を聴いてきました。
健康経営(けんこうけいえい)とは、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のこと。
(Wikipediaより)
健康経営を積極的に取り入れている企業は増えてきているようです。
「健康経営銘柄」というものがあり、東京証券取引所の上場会社の中から、従業員等の健康管理を経営的な視点で考えて戦略的に実践していて評価が高い企業を選定するものです。
2018年の健康経営銘柄選定企業は、誰もは聞いたことのある企業ばかりです。
26社が選定され、
住友林業株式会社
株式会社ベネフィット・ワン
味の素株式会社
株式会社ワコールホールディングス
花王株式会社
塩野義製薬株式会社
テルモ株式会社
コニカミノルタ株式会社
バンドー化学株式会社
TOTO株式会社
JFEホールディングス株式会社
株式会社フジクラ
リンナイ株式会社
株式会社ダイフク
株式会社デンソー
凸版印刷株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
株式会社丸井グループ
株式会社みずほフィナンシャルグループ
リコーリース株式会社
株式会社大和証券グループ本社
東京海上ホールディングス株式会社
フジ住宅株式会社
東京急行電鉄株式会社
ANAホールディングス株式会社
SCSK株式会社
でした。
会社の業績は従業員の働きによって決まってくるため、従業員のパフォーマンスを上げるためには当然健康状態の向上が必須の課題となってきます。
大企業はさすが、大切な健康に力を入れられているなと感じます。
またまたWikipediaから、健康経営の概要を
~ここから~
メンタル面、フィジカル面の双方の状態を改善する取組を全社的に行い、従業員の健康増進を図ることで企業の生産性の向上につなげることを主な目的としている。
従業員の健康増進の方法には、食生活や運動、飲酒、喫煙、メンタルなど従業員自身に対してアプローチしたり、労働時間や業務空間など企業の仕組みに対してアプローチする方法がある。
また、近年日本では医療費データベースを活用して疾病の原因を究明する取組も行われている。
効果としては、短期的には疾病の従業員の長期休業の予防、企業の医療費負担の軽減、企業のイメージアップが認められ、一方長期的には企業の退職者に対する高齢者医療費負担の軽減、従業員の健康寿命の長期化が見込めるとされている。
~ここまで~
「生産性の向上」という言葉がありますが、実はここに深刻な問題があるようです。
「プレゼンティーイズム」Presenteeism:体調不良な中出勤する事
「アブセンティーイズム」absenteeism:体調不良などで休みがち、長期欠勤する事
という言葉を聞いたことはありますか?
長くなりますので次回のブログに繋げたいと思います。