
こんにちは、杉並区浜田山のビファイン鍼灸ラボ浜田山、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
Q. 簡単にエネルギー補充できる商品やや1日〇個分のある栄養素といったような商品で食事量を減らすために賄うのは悪いことか?
A. はい悪いことです。
まず一つとして、カロリーという点でのみ考えている商品があります。
カロリーというのはエネルギーですので、言ってみれば
「動く」
ということのみを目的としたものです。
人間はもちろん動くためにカロリーは必要ではあります。
しかし、それだけでは足りません。
身体を作る「細胞を新生させる」と言う観点から栄養素がもちろん必要となってきます。
なので、
・時間がなく、それでいてしっかりと動かなければいけないような時
にはこのようなカロリーを目的とした食べ物も有効です。
しかし、食事の代わりとして決して常食するものではないと考えます。
例えば、毎日ゼリー状で糖質のみでエネルギーを補給するような商品で必要な栄養素がとれると想像できるでしょうか?
このような商品は、気合を入れて運動をする前などに決めて単発で取るのが良いと思われます。
また、「1日分の〇〇の栄養素」などという商品は、決してその栄養素だけを取れば身体が賄えるというわけではありませんので、その商品を食事の代わりに取るというのはこれまた常食として用いるのはいかがなものでしょうか。
単発で取るのはいいですが常食する事で、実際に必養素が取れなくなってしまいます。
一つの栄養素を、しかも今の科学で分析出来て分かっている栄養素だけを取って体の細胞に栄養として取り込めるかどうかは、難しいところだと思います。
本当に必要な栄養素がうまくはまって取れていれば良いですが、なかなか個体差もあってうまくいかない事は、想像に難くないと思います。
やはり栄養素は食べ物から取るのが自然ですし、当たり外れなく体の栄養素になるのではないかと考えます。
次回は、「入浴と食事の時間の関係をどうすれば良いか?」という話を通して、健康に対する大切な考え方についての質疑応答を記します。