こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
前回は、「問題からスタートしない」ということで、
目標を立てる際に、痛みや不調を「なくす」という目標からはスタートしない、
とお伝えしました。
人によっては、
「いやいや、辛いんだからなくしたいでしょ??何を言ってるんだ!?」
と思われるかもしれません。
ここで重要な事は、
今ある「痛み」や「不調」というのは、
何かしら自分に問題がある事を教えてくれるサイン・メッセージである、
と認識する事です。
「痛み」や「不調」が問題なわけではなく、
問題があるから「痛み」や「不調」が出る。
考え方の順番が逆なわけです。
例えば腰痛に関して言うと、
自分の筋力に見合わない労働を行っている(筋力以上に重い物を持つ、長時間同じ姿勢で仕事を行う 等)
自分の内臓機能以上の負担をかけている(消化力以上に食べ物をたくさん食べている、水分代謝力以上に水分・お酒を飲んでいる、発熱機能以上にエアコン・冷飲で冷やしている 等)
自分のストレス耐性以上にストレスを受けている(出来ない仕事をノーと言えずにいつも抱えている、人間関係でいつも納得できずに接している 等)
等が「原因」であり、その「結果」として「痛み」や「不調」が出る訳です。
つまり、「痛み」や「不調」を無くそうとした所で「問題の解決」にはならず、
より大きな問題が起きることに繋がってしまいます。
従って、目標設定のスタートとしては、
筋力の場合は、
「どうやって筋力をつけようか?」や「自分の筋力内で生活をするにはどうすればよいか?」
になります。
ストレスの場合は、
「物事の捉え方をどのようにしよう?」や「今の現状を納得できるとしたらどのように捉えるか?」
等になります。
「当たり前の事じゃない??」
と思われる方が多いと思います。
しかし、実際自分事となるとこのように捉える事が出来ずに、
「問題をなくしたい!!」と思われている方が非常に多いです。
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