こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
以前、
というブログを書きました。
健康経営(けんこうけいえい)とは、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のこと。
(Wikipediaより)
当院から大きく寄与出来る事の一つとして、正に健康維持・増進があります。
健康維持・増進による生産性向上は、想像以上に大きな成果が得られます。
想像してもらいたいと思います。
もしも健康の問題で仕事を休んでしまったら、どれだけの生産性が低下するでしょうか?
休むにしても色々な形があります。
軽い風邪をこじらせて1~3日休む
頭痛が辛くて1日休む
仕事中にめまいが起きて早退する
ぎっくり腰で3~7日休む
インフルエンザで7日間休む
こころの問題で3か月休む
大病をして半年間休む
等々様々です。
これらを「アブセンティーイズム」absenteeism:体調不良などで休みがち、長期欠勤する事、と言います。
大きく生産性が落ちる事は容易に想像できるかと思います。
しかし、もっと大きな問題があります。
それが、出勤しているけど健康状態によって生産性が落ちている、という状態です。
例えば、
前日に飲み過ぎて集中出来ない
風邪が治っていなくて思考が低下している
花粉症のせいで数分に一回鼻をかんでいる・くしゃみが止まらない・ぼーとする
頭痛でイライラして会議に集中出来ない
慢性的な睡眠不足で仕事中に眠い
こころの問題で頭が真っ白になる
腰が痛くて素早く動けない
等々、いくらでも上げられます。
これらを、「プレゼンティーイズム」Presenteeism:体調不良な中出勤する事、と言います。
結果として集中出来ない、小さなミスを繰り返す、仕事のスピードが上がらない、判断力の低下、考えられないなどが起こります。
生産性がガタ落ちなのは火を見るよりも明らかですね。
何かしら経験がある方も多いのではないでしょうか。
実はこの、プレゼンティーイズムが大きな問題となっています。
調査・研究によると、アブセンティーイズムに比べてプレゼンティーイズムによる損失は大変多いようです。
体調が優れなくても中々休まない方は多いと思います。
「勤勉は美徳」とする日本の国民性がありますし、学生時代の部活でも「根性がないから休むんだ」などを叱咤激励を受けてきたからかもしれません。
しかし、実は休んでしっかりと体調を整えていたほうが、「生産性」という観点では損失は少ないのです。
更に言えば、体調が悪くならないために普段から健康管理を行う、というのが理想ですね。
当院で必ずお役に立てる所です。