老廃物と解毒について④ 強い解毒(涙、目やに) ~当院の健康観~

こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。

数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!

前回から強い解毒についてお伝えしています。

前回は呼吸器の解毒ということで咳、痰、鼻水と発熱についてお伝えしました。

老廃物と解毒について③ 強い解毒(呼吸器) ~当院の健康観~

今回は涙と目やにについてお伝えします。

「目やにと涙」ということはもちろん目に関する解毒という事でして、まさに目から起こるデトックスを表します。

目に溜まる毒としたらもちろん皆さん想像できると思いますが、花粉やちり、ほこりなど、空気中に存在するものは目に入ってきます。

それ以外にも例えばウイルスや細菌によっても目の症状は起こりますのでそれらも外から入ってくるものと捉えられます。

 

良く起こるものとしたら結膜炎、ものもらいなども思い浮かべられるのではないでしょうか。

これらも解毒の一種なのですが、涙や目やには止めようとしないのが一般的ではないでしょうか。

それと比べて何故か咳、痰、鼻水は止めようとする方が多いように感じます。

どちらにしても解毒の反応なので、

出せるものは出した方がいい

と考えるのが東洋医学の考え方です。

もちろん咳や痰や鼻水に関しては、時と場合によっては一時的に止めた方が有効な場合もあります。

※ここでいう咳、痰、鼻水は特に病気がない、基礎疾患がない場合を前提として記しています。

また、涙に関して言うと物理的な解毒の側面もありますが、精神的な解毒・心の解毒という点からも有効です。

辛いことがあったり行き詰まった時に思いっきり泣くことによって泣いた後にすっきりしたという経験はありませんか?

精神的なストレスなどの心の毒ももちろん溜めておくと良くありません。

心の解毒方法はたくさんありますが、その中でも涙を流すことは有効だと考えられています。

他の場所からの解毒でも言えることですが、溜めておくのではなく、出す事が大切です。

何にでも言える事ではありますが、溜めるだけ溜めてしまうとどこかで爆発してしまう、もしくは溜まり尽くして腐ってしまうということがあります。

我慢をせずに出してしまうのは実は必要なことです。

辛いこと、悲しいことがあった時は、感情を表に出してみましょう。

子供の時はみんな出来ていたことなので。

そして子供は今日1日1日の区切りで全力で生きています。

全力で歌って、全力で踊って、全力でしゃべって、全力で泣いて、全力で笑って。

日々全力で生きていると身体に毒素もたまりづらいです。

涙、目やにから始まって

→心の解毒

→我慢しない

→子供の行動

と展開していきましたが、

目やにも涙も大切な解毒なんですよ~、という事でした。

次回は膿(うみ)について記したいと思います。

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