こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
前回は、ストレスと消化について書きました。
経験したことがある方が多いであろうストレスによる消化力低下を何例か例を示しました。
https://hamadayama89.jp/blog/rouhaibutsutosyokuji6/
今回は、冷え(特にお腹の)と消化力についてお伝えします。
特にたくさん食べているわけでもない、
噛む回数もしっかりしている、
消化に良いものを食べている、
それなのにうまく消化できない、という方もいらっしゃいます。
そのような方は、もしかしたら
食事の時にたくさん水分をとっているかもしれません。
冷たい飲み物を飲んでいるかもしれません。
普段からよくアイスクリームを食べているのかもしれません。
温かい食べ物が少なく、夏野菜や果物などをよーく冷やした状態でたくさん食べているかもしれません。
以前ブログにも書きましたが、身体は冷えることで機能を最大限使えなくなってしまいます。
冬場に運動する時に体が温まっていないと筋肉がうまく使えない、という事でよく経験されていることだと思います。
これは筋肉だけにとどまらず、胃の消化機能にも言えることです。
胃が冷えることによって本来持っている消化力を十分に発揮できなくなってしまいます。
また、食べ物をミキサーのように砕くのは胃の「筋肉」です。
そう考えると冷えると胃が働きづらくなることが想像しやすくなりませんか?
特に夏場は冷える食べ物が多く、この事はよく言える事です。
冷えて本来持っている消化力が発揮できていない状態では他の要因(食べる時間帯、量・質、姿勢、ストレス)を注意していてもうまく消化できないことに繋がります。
結果的に食べ物に気を付けても老廃物が溜まっていきます。
「冷えると機能は落ちる」
そして、
「冷たいものを飲むもしくは冷たいものを食べた際に、真っ先に冷やされるのは胃である」
ということを意識して普段の食べ物を思い出して頂きたいと思います。
食事と老廃物に関してもう少し続きます。
次回は消化と噛む回数についてお伝え致します。