睡眠(寝る時の姿勢について) 日常生活の養生・リズム・セルフケアについて17

こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。

数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!

睡眠を取る際の重要事項について続けて記しております。

今回は寝るときの姿勢についてお伝え致します。

寝るときはどのような体勢をとっていますか??

仰向けで寝るという方もいれば

うつ伏せや右向きじゃないと寝られない、

横向きでエビのように丸まって寝ると安心する、

などなど様々だと思われます。

また寝具と言う点では、

布団の性状、

枕の形状、

硬さ、

素材、

高さ

などが重要な要因として挙げられますが、

当院が最も大切だと考えることは、

寝る時に「楽だ」と思えるかどうかです。

身体は、最も良い体勢を「楽だ」と感じられるようになっています。

いかに理論的に

「〇〇製の枕が体に良い」

「このクッション性のある布団が背骨には良い」

と言われて使ったとしても、

それが本人にとって「楽」と感じられないのであれば、

その方には適したものではないということになります。

ここでひとつ、簡単に楽な姿勢を取れる方法があります。

それは、仰向けで寝た状態で

様々な関節の角度を変えてみるという方法です。

様々な関節とは、具体的には

首、背骨、骨盤、膝、股関節、肘

のことです。

これらの関節を、

タオルやクッション、座布団等を使って

色々な角度を試してみます。

例えば首に関して言うとタオルを、

・2つ折りにしたときと3つ折りにしたとき

・盆の窪の辺りに枕を入れたときと後頭部に入れたとき、首と背骨の付け根の辺りに入れた時

などなど、

様々な場所を試して頂き、

その中で1番「楽だ」と思えるポジションを探していきます。

・場所を変えたり

・高さを変えたり

・タオルの硬さを変える

などしているとやりかたは無限通りあります。

やっているとしっくりくるポジションが必ず見つかるものです。

この作業を上記に述べた各関節ごとに行っていくと、

全てが「楽」と感じる角度を作れます。

ものすごく体が軽い状態で寝ることができます。

その状態で寝ることで最も脱力でき、

非常に回復力が高まり、

睡眠の質はとても高まります。

そして、このポジションで寝られると

朝まで寝返りをうつことが少なくなります。

いつも楽な寝方がなく、

常に寝返りを打っているという方は、

ぜひ試していただきたいと思います。

朝の疲れの摂れ具合が違いますよ!

言葉だけでは説明がしづらいもので、

いずれ動画を作成してアップしたいと考えております。

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