こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。
数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!
最近消化と老廃物に関してブログを書いていました。
https://hamadayama89.jp/blog/rouhaibutsutosyokuji10/
そして先日、その総集編として健康教室にて講演させていただきました。
そこでいくつか質問をいただきましたので、この機会にブログでも内容をシェアしていきたいと思います。
質疑応答を通じて皆様が疑問に思っていることを教えていただけてとってもありがたい機会となりました。
Q. 消化に負担をかけないためには19時までに食べ終わればいいということだけれども、17時とか18時に食べると21時ぐらいにお腹がすいてきてしまう、どうすれば良いか?食べないように我慢をするとイライラしてします。
A. 19時以降にお腹がすく時点で普段から消化に負担がかかっているということが分かる。
普段から消化に負担がかかっていると満腹中枢の働きが低下して、お腹が空いていなくてもあたかもお腹が空いているように感じてしまう。本来は食べたくないのが自然な時間帯なので。
例えば、
食べても食べても余計にお腹がすいてもっと食べてしまうということや
甘いものを食べているといくらでも食べられてしまう
腹12分目まで食べた後でもスイーツを食べられる
など
「お腹がいっぱいで消化に負担がかかっている」
と言う状態と
「もう食べなくていいですよ、食べる必要はありませんよ」
と満腹中枢が認識してくれるかどうかはまた別物です。
むしろ負担がかかっているからこそ正しくない情報が満腹中枢に伝わり脳が、「今はお腹がすいてるのではないか」と誤認識してしまいます。
したがって夜19時以降にお腹が空いた際は、
「今まで消化に負担をかけ続けてきたのではないか?」
と食事量、時間帯etcを見直せると良いです。
先ほどの例で21時にお腹が空いたとしても、そこはエイヤーと食べないでいることで消化の負担も少なくなり、そのリズムも1週間2週間と続けるうちに21時になってもお腹が空いているという感覚を覚えなくなります。
その状態になるとより好循環が生まれてきます。
しかし初めのうちは21時にお腹が空いて我慢ができないもしくはイライラしてしまうなどの状態になるかもしれません。
そのような時はガムを食べると良いですよ。(夜なので刺激性の強いガム、目を覚ますことを目的としたガムはもちろん避けた方が良いです。)
人は噛むことによって脳からストレス緩和物質が出てきます。
また、噛むことによって満腹中枢に指令が行って、食事が必要かどうか正しく感じられるようになってきます。
空腹感のイライラを緩和するための方法としては耳や顔、頭を刺激するセルフケアも有効です。刺激の仕方は、揉んだり、さすったりするのが良いです。
首から上はリラックスする神経(副交感神経)がたくさん密集しているため刺激をするとリラックスする効果があります。
まずは一つ目の質問に対して記しました。
これからあと何回か同じように質疑応答内容を記していきます。