風邪が治った場合 ~食事はどうすれば良い?~

こんにちは、杉並区浜田山のなんば鍼灸院・整骨院、院長の南波です。

数あるブログの中から、本ブログを読んで頂き感謝致します!

前回は風邪を引いた場合に食事はどうすれば良いか?という内容をお伝え致しました。

夏風邪を引かれる方が多く、食養生について話す機会が多かったのですぐにブログに書きました。

今回は、「風邪が治りました、さぁ栄養をたっぷり取ろう!」と思っている方への警告を記したいと思います。

風邪を引いた時は消化の機能を極力使わないために食事の量は落としたほうがいいということをお伝えしました。

風邪を引いた場合 ~食事はどうすれば良い?~

そこで、「風邪が治ったならば栄養を摂った方が良い」と多くの方が思われると思います。

実はそれは危険がはらんでいます。

風邪が治ったからといって体が回復したわけではありません。

風邪というのは戦争と同じです。

戦争でウイルスに対して自分の免疫力で戦った結果勝利しました。

しかし、戦いが終わったからといって、壊された町が回復したわけではありません。

これからが復興のために様々な材料を運ぶ、立て直すという仕事をしなければいけません。

人の身体で言うと、傷ついた細胞・白血球を修復する作業です。

その際栄養はもちろん絶対必要なものではあります。

しかしそこでまた消化の機能を使いすぎてしまうと、

今度は復興するためのエネルギーを使えなくなってしまいます。

そのため、風邪が治ったからといっていつも通りの食事量に戻すのではなく、

腹6分目を意識して栄養のあるものを少量ずつ戻していきましょう。

そうしていると戦争で消耗した体力を、

必要な栄養素でもって回復させながら、

しっかりと回復にエネルギーを使えることとなります。

そのうちに元通りの体になります。

これが風邪を引いた後に効率よく体が回復する食事の方法です。

風邪の時に我慢をしていて、

すぐに食べたくなるとは思いますが、

少し我慢を一度して頂くと、そのあとによりよい生活が待っています。

食事の「質」と「量」に関しては、

https://hamadayama89.jp/blog/tabemono-shitsutoryou/

こちらのブログをどうぞ。

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